防塵・防毒マスクとは
防塵マスクを必要とする環境例
●溶接作業 ●解体作業 ●研磨作業
●薬液噴霧作業 ●粉体原料取扱作業 他
粉塵と防塵マスク
私たちの周囲には、様々な種類の粒子状物質が存在します。これらの粉塵の中には、呼吸によって
体内に吸入され、健康障害の原因となる物も少なくありません。
例えば代表的な粉塵障害である「塵肺」は0.2〜0.5μm程度の大きさの粉塵が肺内に沈着
することによって、引き起こされると考えられ、長い年月をかけて進行し、現代の医学でも
治すことができないといわれています。
また、粉塵の種類によっては、急性中毒や慢性中毒を起こしたり、一定期間を経て発がんするもの、
気管支障害や喘患、アレルギーといった症状を引き起こすものもあります。これらの粉塵の害を
防ぐため、作業環境に合わせた適切な防塵マスクを使用することが重要です。
防塵マスクの選択条件
・酸素濃度が18%以上であること
・国家検定合格品であること
・作業環境に合った有効かつ使いやすいものであること
・顔にしっかりフィットフィットしていること
防塵マスクの選択条件
(防塵マスク国家検定の要旨参照)
(防塵マスク国家検定の要旨参照)
取替え 防塵マスク |
隔離式防塵マスク |
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直結式防塵マスク | |
使い捨て式防塵マスク |
有毒ガスと防毒マスクについて
化学薬品の種類は近年何万種類もあり、高濃度のガスを吸入することによる急性中毒や、低濃度のガスを長期にわたり吸入することによる障害があります。また、わずかな量でも著しく 有害なものや、気付かないうちに除々に体をむしばむものなどその害も様々です。有害ガスを防ぐための防毒マスクは、ガスの種類に応じた吸収缶を使用しないと 全く効果がありません。除毒方法も吸収缶によって異なります。防毒マスクの選択条件
・酸素濃度が18%以上であること
・国家検定合格品又はJIS規格適合品であること
・ガスの種類に応じた吸収缶を使用すること
・顔にしっかりフィットしていること
防毒マスクの種類
(防毒マスク国家検定の要旨参照)
(防毒マスク国家検定の要旨参照)
直結式小型防毒マスク | 半面形・全面形 |
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直結式防毒マスク | 全面形 |
隔離式防毒マスク | 半面形・全面形 |
取扱メーカー
- ●安全靴
- ノサックス、シモン、青木、シバタ
- ●安全帯
- 藤井電工、サンコー、谷沢
- ●保護メガネ
- 山本光学、トーアボージン、理研オプテック
- ●保護マスク
- 興研、重松、日本バイリーン、スリーエムヘルスケア
- ●ヘルメット
- ディックプラスチック、山崎、谷沢、住友ベークライト
- ●ユニフォーム
- アイトス、自重堂、東洋リントフリー
- ●その他
- 日本緑十字社、ユニット、トーグ安全工業、ヤマトプロテック
〒550-0023
大阪市西区千代崎2-13-5
TEL:06-6582-3915
FAX:06-6582-3907